認知症予防に『精油』と『チョコレート』

最近 人の名前が出てこなかったり『ほら、あれあれ』という言葉を口にしています

人は皆 老いていきます

生きている時間を充実したものにするために・・・

実践しやすそうなもの2つご紹介です

①アルツハイマー病17人を含む、認知症の高齢者28人を対象として、28日間 毎朝ローズマリーカンファー精油とレモン精油のブレンド、毎夜真正ラベンダー精油とスイートオレンジ精油のブレンドの芳香浴をそれぞれ2時間ずつ行った。精油を使っている期間中は、高齢者の抽象的思考が有意に改善された。精油の使用を止めると徐々に元の状態に戻ることがわかった。

②特別養護老人ホームに入居する、高度アルツハイマー病患者65人を含む高齢者77人を対象に①と同様の調査を行ったところ、高度アルツハイマー病患者において、TDASスコア(認知症評価法の点数)が有意に改善した。

鳥取大学 神保教授&浦上教授の研究より

上記2つの調査結果より、アロマテラピーは認知症の悪化を予防するだけでなく、認知機能を向上させることがわかりました。その上、興味深いのは高度アルツハイマー病においても一定の効果がみられたことです。

どのように取り入れるか? 芳香浴なのでディフューザーを利用すればよいのですが、高齢者の方には馴染みがないですし、面倒に感じる方も多いのは事実です。

そこで、『アロマシール』や『アロマスティック』があります。シールに朝は『ローズマリーカンファー&レモン』のブレンドを染み込ませて衣服に貼ります、夜は『真正ラベンダー&スイートオレンジ』のブレンドを染み込ませたものを枕元などに貼ります。 あら!簡単!!  『アロマシール』の詳細はこちらから

『ローズマリーカンファー&レモン』のブレンドで【交感神経を刺激して活動する時なのだ】という意識をしてもらい、『真正ラベンダー&スイートオレンジ』のブレンドで【副交感神経を刺激して休息する時間になったのだ】という意識をしてもらうことでメリハリをつけて一日を過ごす・・・という事に役立つというお話です。 認知症予防に有効なブレンドはこちらから

次は食べ物です

蒲郡市内外の45~69歳までの347人に4週間・カカオ分72%のチョコレート(1枚5g)を一日5枚食べてもらう。その結果、海馬などに多く存在し、脳細胞の増加に必要とされ・脳の活動を支えているBDNF(脳由来神経栄養因子)の量の上昇がみられた。

数年前からカカオ○○%と銘打ってあるチョコレートを見かけます

『海馬』などに多く存在する・・・という事は『記憶』などに関連すると考えられるという事なんですね~

朝のおめざましにカカオ72%チョコレートを食べるようにしています(常備してあるわけではないですが・・・)ただ一日5枚は食べてないです・・・少し苦みを感じますしね・・・でも同じチョコレートを食べるならこちらを選ぶようにしています

認知症予防に『香り』と『チョコレート』をいかがでしょう

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