アロマスプレーにはどの容器を使うのがいいの?

昨日もアロマスプレーへの問い合わせの件を書きました

その中でも『100円ショップの容器でも大丈夫ですよね?』とよく質問されます

そこで今日は『容器』について考えてみます

アロマテラピーに使用する『精油』には幾つかの特徴があります

柑橘系精油に多く含まれる『リモネン』という成分は発砲スチロール(PS:ポリスチレン)を溶かすことは比較的知られています(油分分解に役立つので洗剤に配合されていますよね)

もちろん『精油』原液の保存は『ガラス』です

今回はスプレーに使用したい容器なので・・・

”『精油』をエタノール+精製水に1%以下の濃度で希釈したものをスプレー容器に保存する”とします

プラスチックというのは種類が多くあります(詳しく知りたい方はコチラをどうぞ

『精油』を利用したものを保存するのに一番適しているのは『ガラス容器』です(ガラス製のスプレー容器もありますが価格が高くなってしまうのです・・・)

そこでプラスチック製品で比較的利用可能だろうなと思われるものを紹介します

①PPS(ポリフェニレンスルファイド):高い耐熱性・耐薬品性があり、200℃以下の温度環境でPPSを溶解させる溶剤は存在しないのでエタノールへの耐性があります

②PP(ポリプロピレン):優れた耐薬品性があり、エタノールへの耐性もあります

③PE(ポリエチレン):優れた耐薬品性があり、エタノールへの耐性もあります

④PET(ポリエチレンテレフタレート):耐油性・耐薬品性があり、エタノールの耐性もありますが、耐熱温度が比較的低く60~70℃位です

わかりやすく言うと 希釈したエタノールや精油に溶けないものということですね

容器購入の際の参考にしてください

アロマドロップスでは、ガラス容器(30ml 500円)、PPS容器(50ml 280円)販売しています

スプレーを作れる教室はコチラをどうぞ!

 

関連記事

  1. ハンドトリートメント講座フィールドワーク@デイサービスセンタ…

  2. アロマの日2020にご参加ありがとうございました

  3. 4月アロマの会

  4. ガットフォセのアロマテラピー|【3章】異国の薬局方にあるエッ…

  5. 『乾燥』をどうにかしたい!

  6. 香りの教室@かごんまキッズ