精油考|ティートリー

精油名:ティトリー

学名:Melaleuca alternifolia

科名:フトモモ科

産地:オーストラリア 等

抽出部位:葉

抽出法:水蒸気蒸留法

オーストラリアの先住民族であるアボリジニがお茶として飲んでいた植物の一つであったので”ティートリー”と呼ばれていますが、本来のチャ【Camellia thea】とは別物です 『ティートリー』はフトモモ科コバノブラッシノキ属の1種で、カユプテ、ニアウリやユーカリなどの仲間です

『ティトリー精油』の香りは”ツンとする薬品のにおい”という表現がぴったりです

『ティトリー精油』は感染症の原因となる細菌・真菌・ウィルスに対し抑制する働き【抗菌(真菌・ウィルス)作用】があります。感染症予防として【沐浴(入浴)】時に塩(重曹)などに希釈して使用するのがおススメです。ティトリー精油の【発汗作用】も相まって風邪の徴候を追い払ってくれると思います。細菌・真菌・ウィルスの3つに有効である精油は、数少ないので(細菌に強い・ウィルスに強いなど個別に有益な精油は割とあります)1本持っておくにはお得な精油かもしれません。

『ティトリー精油』は皮膚刺激があるといわれている精油です 使用時に注意するのは次の2点

①【濃度に注意する】(AEAJでは1%未満を推奨しています)

②経皮使用する場合(オイルやクリームで肌に使用する場合)に注意すべき点は【酸化していないこと】です。

『精油の安全性ガイド第二版』ロバート・ティスランド&ロドニー・ヤング著 参照

 

 

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