精油考|ネロリーナ

精油名:ネロリーナ ct.リナロール

学名:Melaleuca quinquenervia

科名:フトモモ科

産地:オーストラリア

抽出部位:葉

抽出法:水蒸気蒸留法

ニアウリ(Melaleuca quinquenervia)の、リナロールとネロリドールの含有率が高いケモタイプです。ニアウリ・ネロリドール/リナロールと言う呼称もあります。環境に適応する力に優れた植物なので、生育環境によって、かなり化学組成が異なる精油が採れるそうです。ニアウリのケモタイプは、とってもバラエティーに富んでいるのです。『ニアウリ』は1,8シネオールの含有率が高く風邪症状などによく使われるものです。

実はこの『ネロリーナ』を購入しようと思った理由は・・・『ネロリ』が高く名前が似ていたからというセラピストらしからぬ単純な動機でした・・・『ニアウリ』はもちろん知って使っていましたが、ケモタイプと知らず・・・お恥ずかしい!もちろん『ニアウリ』の香りですが、もっとフローラルな印象で『コリアンダー』『ローズウッド』に近い香りだと思います。

この『ネロリーナ』の半分以上を占める”リナロール”はモノテルペンアルコール類です。『コリアンダー』『ラベンダー』『ローズウッド』『ローズ』などに多く含まれる成分です。

次いで多く含まれるのが”ネロリドール”でセスキテルペンアルコール類です。『ネロリ』『イランイラン』などに含まれますね。このセスキテルペンアルコール類の特筆すべきは、下垂体とその下部組織のホルモン分泌に対する強力な調整作用です。ですから『ニアウリ』は妊娠期禁忌です。

この2つの『ネロリーナ』精油の90%近くを占める2つの成分からみて・・・

◆身体へ◆ストレス因子から免疫系を守るとされます。内分泌系・循環系・神経系を調和するのに役立ちます。皮膚細胞の修復機能を促進するので、皮膚ケアに向いています。抗菌・抗ウィルス・抗真菌に優れています。わずかですが性ホルモンを調整することも知られています。

◆こころへ◆変化する環境条件に適応することを助けます。ストレスホルモンの産生を調整してバランスをとってくれます。外部環境を認識するチカラを高めます。自律神経のバランスをとり情緒を安定させ、過剰な興奮・神経過敏・攻撃性を抑えます。

『ネロリ』に名前が似ているから・・・という動機で購入した『ネロリーナ』ですが、香りの良さでフレグランスなどへの利用も楽しめるなあ!と喜んでいます♥

関連記事

  1. 精油考|ユーカリラディアータ

  2. 精油考|ペパーミント

  3. 精油考|ベルガモット

  4. 精油考|ネロリ

  5. 精油考|トンカビーンズ

  6. 5月5日 城西マルシェですよ~